works 作品紹介


photo by Hideto Maezawa

誰も知らない音の中に潜む 2013

舞台 25分
振付・出演:栩秋太洋
土方巽の自伝的小説「病める舞姫」から発想を得て、土方が佇もうとした世界を「音」に着目して読み解いたもの。無音の向こう側に、予感としての音世界を聴く試み。

wwfes2013にて土方巽「病める舞姫」をテキストにした作品として上演
2013/10/19 森下スタジオ

映像(1:13)


ノル・リサーチ 2013

リサーチ 2013年6〜12月
「私たちは今、何にノっているのか?」という問いをもとに、これからの生き方を考えるためのリサーチ活動。私たちの身体や思考が何に支えられ、そして私たちは何を支えているのか、そのノリとズレの身体感覚を、体と町をフィールドに探索した。

 「ノル月報」6-7月の活動報告 2013/7/19-21 RAFT (名づけることのできない仕事#3)
 「怖くないおばけ屋敷」8月の活動報告 2013/8/27 STスポット
 「引力島報告」11-12月の活動報告 2013/12/22 としまアートステーションZ


活動記録 : http://noll.matrix.jp/


先祖になる 2013

映像 30分
町の人々に自分の先祖の真似をしてもらおうとインタビューを重ねていくと、大抵は誰の話をしていたのかいつのまにか分からなくなっていった。そうして人や土地の記憶は沈殿する。本人のインタビューに先祖の話を字幕で重ね、100年後に見るであろう昔話とした。

のせでんアートライン参加作品
2013/9/29-11/24 吉川自治会館
出演・協力:大阪府豊能町吉川地区の皆さん

制作記録 : http://senzoni.tumblr.com/

映像:PR(2:10)


私は山なのではないか? 2013

舞台 70分
「私」という存在感の根拠を山をテーマに探ったもの。何かいるのかもしれないという気配が実感されたとき、その照り返しとして自分自身のシルエットが浮かび上がるのではないか。

振付・演出・出演:栩秋太洋
美術:杉山至 照明:吉本有輝子
主催:taiyotochiaki & Co. 提携:STスポット横浜
京都芸術センター制作支援事業

「山(仮)」の記録 → http://tochiakiyama.tumblr.com/
明倫アート2013年2月号
映像:予告(1:15)
映像:ダイジェスト(1:48)


「山(仮)」リサーチワークス 2012

リサーチ  2012年7〜11月
ダンス「私は山なのではないか?」の制作にあたってはイベントやワークショップ、関連企画を通じて多面的リサーチを行い、町や人あるいは自然との関係の中でテーマを深めていった。すべての企画は誰でも参加でき、記録はインターネット上に蓄積した。

「山(仮)」の記録サイト → http://tochiakiyama.tumblr.com/

7月
「東京の山散歩」全5回
ゲスト:岸井大輔(PLAYWORKS/劇作家)、大北栄人(DPZ/ライター)、杉山至(S.A.I./セノグラフ)、羽鳥嘉郎(けのび/演出家)、新鋪美佳&福留麻里(ほうほう堂/ダンス)

8月
S.A.I.夏のワークショップ2012「森トリアム」@高尾の森
SAI主催WSにナビゲータの1人として参加

「おかずになる石はどれだ!?」@多摩川
羽鳥嘉郎との共同企画、9月(京都)・10月(大阪)にも開催

9月
「山から街を見る、街から山を見る」
京都リサーチのための、スケッチハイキングとスケッチサイクリング

10月
「ふね、やまにのぼる」@西宮船坂アートビエンナーレ
西宮の海岸で流木から船を作り1週間かけて山あいの船坂まで運んだ
岸井大輔・藤城光との共同企画

11月
京都滞在制作と報告会(ショーイングとトーク、展示)
京都芸術センターで3週間の制作。フリースペースで試演と制作室でリサーチワークスの展示。


栩秋太洋+羽鳥嘉郎 「おかず石(おかずになる石はどれだ!?)」 2012

イベント 90分
「おかず石」は、美味しそうな石を拾って、ご飯と共に味わうものです。
石を味わうという取組みの目的は、舌に触れる重さや大きさ、形や舌触りなどを手がかりに、新たな次元から「美味しい」という感覚を探るものです。
通常私たちが味覚の基準にしている甘い辛い酸っぱい苦いなどの味ではない、未だ味とはされていない味わいの世界へ。

2012年 多摩川(東京) 摂津峡(大坂) 鴨川(京都)
2013年 日本橋(東京) 群馬女子大学(群馬) 木津川(京都)
2014年 冷泉荘ギャラリー(福岡)


岸井大輔+トチアキタイヨウ+藤城光 「ふね、やまにのぼる」 2012

プロジェクト 8日間
兵庫県西宮の海岸にある漂着物を集め、ふねをつくり、およそ30km離れた山合の船坂まで1週間みんなで歩いて運ぶプロジェクト。
東北の津波と阪神淡路の記憶を重ね、漂着物の神、西宮えびすを経て山を登っていく。
船坂到着後、1ヶ月間の展示(棚田にふね、ビエンナーレ会場でのプロジェクト展示)、最終日に解体パフォーマンス。

岸井大輔+トチアキタイヨウ+藤城光の共作
西宮船坂ビエンナーレ2012参加
ふね、やまにのぼるサイト → http://funeyama.info/

映像:ふね、やまにのぼる(15:24)
映像:ふね、やまにのぼった(10:18)
映像:ふね、やまにのぼるFinale(9:17)


かたちの始まり 2011

映像 2分
私を切り出す、今を取り出す、その摩擦と振動に世界が生まれる


リトル・ブック LITTLE BOOK 2011

パフォーマンス 10〜20分
原案:Pekko Koskinen、構成:栩秋太洋

観客はガイドと一緒に街に出て一つの景色の前に佇む。その景色から思い出される記憶を互いに語り合い写真を撮る。その記憶にそれぞれタイトルをつけ、写真を二つ折りにしたものを本と見立て、表と裏にそれぞれのタイトルを書き込む。
The Sacred City終了時に何か引き続きできることを話し合った中でコンセプト交換をしてみようという話になった。だから今回僕はPekko Koskinen(ペッコ)に連絡をとった。実はプロジェクトの半年間でペッコとだけは2人きりで話をしたことが無かったからだ。
このアイデアは今年2月の象の鼻テラスでのThe Sacred CityパフォーマンスのときにGIFTというタイトルで行なわれたものだが僕は見ていない。
自分自身を映し出す鏡としての街、と盛んにペッコは言う。僕の言葉で言えば、外の景色を眺めるのも、よく見えない自分の内側を確かめることも同じところを使うということになる。


空 2011

舞台 45分
演出・振付・出演:栩秋太洋
2011/9/23-25 Art Center Ongoing

一戸建ての民家を改装したギャラリーは1Fがカフェ、2Fがギャラリー、屋上というか屋根の上に物干し台を置いたスペースがあって、そこから周りを見ると、ちょうど同じくらいの高さの住宅が遠くまで広がっていて、雲の上のような、あるいは水の底のような、不思議と背中を預けているような感覚から、空の広がりを見たのでした


photo:UjinMATSUO


海 2011

舞台 60分
演出・振付・出演:栩秋太洋
美術:杉山至 照明:吉本有輝子 音響:牛川紀政 舞台:原口佳子
主催:taiyotochiaki & co 協力:PLATEAU
2011/8/4-6
北品川フリースペース 楽間

■『海』について
天井の上には空があるのかもしれない、床の下には海があるかもしれない。
隔てたその向こうがどうなっているかわからない。
私の輪郭も向こうがどうなっているか実際わからないし、
見えているのは網膜に写る像だ。
私と世界の境目の扉はどこだったかな。
私は空です。
世界は海です。
いやいや、出て行かなくても、遠くを見なくてもよくて、
こちらとあちらがあるのではなく、
ただ境目があるのだ。
波立て!
+++++
人も進化をさかのぼれば魚やあるいはバクテリアにたどり着き、その輪郭のすぐ外側は海でした。彼らはどんな世界地図を持っていたのでしょう。遠くで何か起こるのではなく、すべては自分と接する出来事だったはずです。
この作品では、世界の奥行きを皮膚という2次元の境界面に落とし込み、ダンスと呼べるギリギリのところに表裏一体の世界像を作り出そうとしています。
公演会場の「楽間」がある北品川は、かつては通りから一本入れば渚に出るような海辺の宿場町でした。だから、時にはこの床下も海だったかもしれません。


photo:KosukeMORI


Fish Talk, Skull Fabulate 2011

展示+パフォーマンス
2011.2.19
象の鼻テラス

+ Fish Talk + 観客は壁に書かれた指示にしたがって、煮干しをザルから選んで、その魚が何を望んでいるのか耳をすます。そこから聞き取った"魚の声"を、その頭と共に壁に刻んでいく参加型展示作品。
+ Skull Fabulate + 牛の頭骨のためだけに踊られたダンス。鑑賞されることを前提としないため、屋上の暗がりの中で行なわれた。

■ Fish Talk, Skull Fabulate (魚の頭は語り、牛の頭は作り話をする)
室内展示と屋外のダンスで構成されたもの。
ヘルシンキの芸術集団リアリティ・リサーチ・センターとの、2010秋から半年間に渡たる一連の共同プロジェクト『The Sacred City』に参加した栩秋が、「都市環境における聖なるもの」というテーマについてのリサーチとパフォーマンスの第2弾〜横浜編にて発表した。


エア・コンディションド・ジャングル AIR CONDITIONED JUNGLE 2011

舞台 70分
振付・演出:栩秋太洋
出演:島田直 瀧腰教寛 百木俊介 栩秋太洋
舞台:鈴木康郎 照明:吉本有輝子 音響:牛川紀政
主催:taiyotochiaki & co  制作協力:PLATEAU

2011年1月 門仲天井ホール
上演時間:70分

断続的に落下する矢によって刻まれる時間の中で、環境に意思を見出し、人間に自然を見る、男性出演者4名による舞踏を基盤にしたストイックなダンス作品。

■ノート
何かしようと思わなかった、クールな森で、絡まる私はただ自然現象だ
細部は明確だ、寒さに震え、陰に怯え、赤に悶え、緻密に逆立つ

私の肌を隔てた外側のことを私はどれだけ正確に伝えてもらっているのかわからない。
疑ったり、信じたりしてみる。
バクテリアのような原初動物は外界に対してただ身もだえることが反応であるし表現である。それが何であるか知る必要はなく、何かとの距離を知る必要もない。すぐ近くをとても狭いスリットから覗くように捉えようとする。すべては自分と外界との境界で起こることであり、そこに宇宙がある。
ただ感覚したいと思った。そして味わうのでなくて態度をとること、第一には受け入れるのか拒絶するのか?ということから。


手をつなぐこと Love Is Drawing Hand In Hand 2010

パフォーマンス 5分
2010.03.01 Superdeluxにて初演
Stoke Newington International Airportによる"Live Art Speed Date"の一部

手触りの記憶をテーマにした狭い個室での1対1パフォーマンス
パフォーマーと観客は向い合って席に着きテーブルの下で手をつなぐ。二人の手はテーブル上のスケッチブックに投影され、その手を2人でなぞり描いていく。


いい波 GW 2006

ダンス・映像・音楽を融合させたライブパフォーマンス
40〜60分の即興演奏

浮遊とうねりの時空間セッションと副題されたダンサー1人音楽家2人映像家2人による即興パフォーマンス。ダンスと音楽の関係、視覚経験と聴覚経験の関係、生とアンプリファイの関係、メインとバックの関係、それらの関係を見直し、同等なものとして経験的に並立させることを目指した。

+GW+
トチアキタイヨウ dance
津上研太 sax
パードン木村 live dub
迫田悠 vj
遠藤豊 live motion dub

+LIVE+
公園通りクラシックス 2005.09.22
SuperDeluxe 2006.05.01
solaya 2006.06.17

+DISC+
「〜浮遊とうねりの時空間セッション〜 いい波」
2007.4.10発売
LZDP-0002 ¥3,200(税込)
過去3回のライブから、1セットづつ計94分を収録

ご購入は当サイトの問合せフォームまたはルフトツークまで
http://tochiakitaiyo.com/mailform.htm
http://www.luftzug.net/

■ダンス×サウンド×ビジュアルの三角関係
「いい波」とは、聴くあるいは見るという感覚要素に限定されない新しい体験を提示する試みとして、トチアキタイヨウ呼びかけのもと2005に始まったセッションクインテット。メンバーは山海塾のダンサー・トチアキタイヨウ、DCPRGやONJQなど今ジャズシーンに欠かせないサックス奏者である津上研太、フィッシュマンズのワイキキビーチにも関わりをもつマジカル音響職人パードン木村、メタモやROVOのVJを手がける迫田悠そしてライブカムエフェクトを具現化する遠藤豊。サウンドとビジュアル、アコースティックとエレクトリック、これらがパラレル且つシンメトリックに配置された構造を持つ。ダンス・サックス双方にリアルタイムエフェクトを施し残像と残響を特徴とするマジカルなライブは、生々しさと幻想がスタイリッシュに溶け合う。

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